素人には難し過ぎる指輪の彫刻!

基本的にシンプルよりの仕上がりになる手作り結婚指輪
手作り結婚指輪のデザインは、基本的にシンプルなものが多いです。緻密なデザインにすると、時間もお金もかかります。元々プロの指輪職人として活躍していた人なら、まだ可能でしょう。しかし昨日今日と初めて道具と材料を手にした人が緻密デザインの指輪を手掛けるとなったら、どんな仕上がりになるのか…。
でも「不可能」という訳ではございません。やり方次第によっては、生まれて初めての結婚指輪作りでも、アームに彫刻を施すことは可能です。
手作り結婚指輪に彫刻を施す唯一の方法は?
生まれて初めての結婚指輪に芸術品レベルの彫刻を施す方法は、ズバリ「他人任せ」です。言葉の響きが悪くなっているのは否めませんが、現状考えられる中で最高のやり方となっています。
そもそも「手作り」とはいえ、何もかも全て夫婦が作る訳ではありません。指輪を作る工程の中には、危険なものも含まれています。危険で難しい作業に関しては、プロの職人が担当。夫婦が担当するのは、危険がない作業になります。
作業の役割
結婚指輪の作り方には、主に2種類ございます。ロウで指輪の型を作って精製する「ロストワックス製法」と、金属を叩いて指輪を作る「鍛造」の2種類です。店がどういうやり方で指輪を作っているかによって夫婦の作業内容は変わりますが、共通しているのは「ベース作り」でしょう。
ベース作りが完了すれば職人の手に渡り、難しく危険な作業に取り掛かります。ロストワックス製法であれば、高温で溶かした金属を使用。鍛造ならば、専用のガスバーナーを使います。ただ職人が承る仕事の中には、難しい彫刻も。職人の手にかかれば、見事な彫刻に仕上げてくれるでしょう。
彫刻の希望だけはしっかり伝えましょう
しかしどんなに凄腕職人でも、事前に「希望」だけは伝えておきたいもの。どんな彫刻を施すのかがハッキリしていなかったら、凄腕職人は手も足も出ません。店によってはサンプルも見せてくれると思いますので、サンプルを元手にしっかりと希望を伝えてください。
指輪にどんな彫刻を施したいのでしょうか。アームのどこの部分に彫刻を施したいのでしょうか。
